フライパンに傷がつかないようにアルミホイルを1枚敷き、上下を確認しながらカキを並べる。ふたをして、中〜強火で10分ほど蒸し焼きにし、殻が開いてきたらできあがり。
潮の香りとカキそのものの味わいを堪能するなら、味付けせずにそのままツルリと召し上がれ。「お好みで、レモンやポン酢をかけてもおいしいですよ」。
剥き身のカキを下処理し、ざるにあげて水気を切っておく。熱したフライパンにカキを入れて水分が飛ばしたら、オイスターソースで味付けし、火から下ろす。粗熱の取れたカキを保存容器に移し、ニンニクと一緒にオリーブオイルに漬けこむ。
鷹の爪を入れてピリ辛にしてもよし。1晩漬けると味がなじみ、食べごろに。「保存容器で1ヶ月くらいはもつので、作り置きしておくと保存食として重宝します」。
剥き身のカキを下処理し、クッキングペーパーでやさしく水分を取ったら、軽く塩こしょうをしてからひと粒ずつ丁寧に手早く片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を多めに熱し、カキを入れてさっと揚げ炒める。
しょうゆやみりんで簡単に合わせ調味料を作ってまわしかけると、片栗粉が少し溶けてあんかけみたいに。「冷めたら、こちらの調理法もお試しあれ」。
剥き身のカキを下処理し、クッキングペーパーでやさしく水分を取る。油をひかずにフライパンでカキを炒め、カキから出てきた水分で味噌を溶かすように絡め、刻みネギを加えてさっと炒めたら火から下ろす。
使用する味噌によってそれぞれの家庭の味に仕上がります。冷めてもおいしい一品。「最初に油をひかずに炒めるのがポイントですよ」。
もち米1/3を加えた米を研ぎ、ざるにあげておく。剥きカキ、ささがきにしたごぼうとにんじんを熱湯でさっと炊き、めんつゆ、酒、さとうで濃いめの味付けに仕上げる。その炊き汁を使って米を炊き、炊きあがったごはんに、味付けしてあるカキ、ささがきごぼうとにんじんの具材をざっくりと混ぜ合わせる。
カキ、白菜のみそ汁と一緒に。「毎年11月23日のカキ祭りには、約300人前のカキごはんとカキ汁が、大鍋でふるまわれるんですよ」
![]() 軍手をした手に殻の平らな方を上にして持ち、利き手にナイフを持って、2枚の殻のすき間からナイフをぐっと差し込む。下の殻のくぼみにナイフをそわせるようにスライドさせ、貝柱を切る。 |
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![]() 開いた殻の、もう一方の貝柱も、同じように殻と身の間にナイフをそわせてカットする。 |
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殻から外したカキは、調理の前に下ごしらえします。塩をふって手でやさしくももみ荒いします。流水でよく洗います。このひと手間で汚れとにおいが落ち、料理がよりおいしく仕上がりますよ。